シルフリーグの大会運営から撤退します

こんにちは、しろです。

シーズン1の終盤となる2019年8月からシルフリーグの大会運営や情報発信などに携わってきましたが、シーズン3の閉幕をもってシルフリーグの大会運営から撤退することにしましたのでご報告させていただきます。

この2年間で本会の運営する大会に参加いただいた皆さま、また大会運営にご助力いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。

なお、シルフリーグに関する情報の発信・提供についてはこれまでと変わりなく継続していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

  • シルフリーグの大会運営から撤退する
  • シルフリーグに関する情報発信については今まで通り継続する

簡単にではありますが、大会運営から撤退する理由について以下説明をさせていただきたいと思います。

対面大会へのこだわり

わたしが初めて参加したシルフリーグの大会「ジャングルカップ」は2019年7月に京都のとある公民館で開催されました。対戦ゲームのコンペティション(競技会)で、ほぼ全員初対面ということもあり少し緊張しましたが、終わってみると勝敗はさておき様々な方と知り合うことが出来てとても楽しかった記憶があります。

「実際にあちこちに行ってみて、人と出会い交流する楽しみ」が位置情報ゲームであるポケモンGOの魅力の一つです。これは他の多くのソーシャルゲームにはない要素であり、シルフリーグについてもPvPというコンテンツを通じてプレイヤー同士が出会い、様々な交流が生まれることに価値があるとわたしは考えています。

昨年来のパンデミックによってプレイヤー同士の対面での交流が行えなくなったのは非常に残念であり、そのことが大会運営からの撤退の最大の理由です。

昨年の3月からシルフアリーナ本部は対面での大会開催を禁止して、シルフリーグはリモート開催限定となりました。この決定は妥当なものだと思いますが、アメリカに本部があるシルフアリーナがこの禁止令を解除できるのかが問題で、世界各地の状況をリアルタイムかつ正確に把握することは困難であることから解除は難しいと考えています。

対面大会再開のGOサインが出るとすれば各国の各ホストの判断に委ねるという選択肢が考えられますが、安全面を考えると安易に決断出来るものではなく、それならリモートで継続する方が無難な選択だと思います。10月から始まるシーズン4もリモート開催で1年間走るという前提に立つと、次の1年をリモートで運営するのは難しいという考えに今回到りました。

GOバトルリーグとの競合

対面大会が開催出来ている間はGOバトルリーグ(GBL)との差別化がある程度出来ていたシルフリーグですが、リモート限定となると同じくオンライン対戦であるGBLに比重を移すプレイヤーが多くなるのは当然の流れだと思います。

ゲーム内コンテンツでありゲーム内での報酬が得られること、また自動マッチングにより対戦相手と時間を合わせる必要もないことから、より手軽に対戦を楽しめると言えるでしょう。運営の面でも、シルフリーグと異なり人力での運営の手間がない点でGBLに一歩譲らざるを得ないと思います。

将来的には、普段はGBLでPvPを楽しみ、時々オフラインの対面大会に参加するというスタイルが生まれる可能性もありますが、今の状況で実現するのは難しいと考えています。

シルフアリーナ本部に対する不信

以前から一運営、一プレイヤーとしてシルフアリーナ本部へ改善の要望を出してきたのですが、あまり声が届いていないというのが正直なところです。わたしの発信力や伝え方に足りない部分があったのかも知れませんが、参加しているプレイヤーの多くが不利益を被る可能性の高い事案や、競技としての公平性を損ねかねない案件についてはほぼほぼフィードバックしてきたつもりです。

特に昨年3月以降のリモート開催については、大会運営の在り方やアリーナルールがリモートに対応しきれていない点を指摘してきましたが、1年経ってもほとんど改善が見られませんでした。

リモート開催への対応不足の例としてリージョナルの参加者等に関するルールの整備不足を挙げますが、パンデミック前の旧ルールをそのまま採用していたことから各所で混乱が見られました。本会が主催した今年のリージョナルでは、シルフアリーナが制定しているルールをアリーナ自身が捻じ曲げるという事態が発生し、参加者、運営、シルフアリーナの三者すべてにとってネガティブな結果となりました。

シルフは有志が集ってオペレーションをしており過大な期待をするのは酷だと思いますが、ユーザーからのフィードバックに対しては真摯に向き合い、改善に取り組んでほしかったというのが正直な気持ちです。

最後に

シルフリーグがリモート限定になる前、最後に大阪で集まったのが2019年12月で、20名超の方に参加していただきました。

大阪城公園噴水広場での開催で、初冬ということもあり寒空の中での大会となりましたが、当時は大阪城公園がエアームドの巣になっていて大会前後にみんなで巣活を楽しむことが出来ました。またポケモン交換や情報交換、同好のプレイヤー同士の交流など、対戦以外にも様々な楽しみ方が出来て、勝っても負けても楽しかったと感じていただけたのではないかと思っています。

今後パンデミックがどのように推移していくか分からないですが、以前のようにポケモンGOならではの「楽しめる対面大会」が開催できるようになることを切に願っています。

皆さま2年間ありがとうございました。

しろ

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