こんにちは、しろです。
シルフシーズン5(2023年)で大陸大会と世界大会へ進出するための条件とその詳細が発表されましたので、以下ご紹介したいと思います。なお、開催日時やレギュレーションなどについては、第3Wave終了後に発表されるとのことです。
大陸大会への進出条件
大陸大会は2023年7月から8月にかけて、大陸別にリモート形式で開催されます。各大陸大会の出場者数は最大で128名となります。
大陸大会に出場するためには、下記の5つのいずれかの条件を満たすことに加えて、シーズン5でカップトーナメントに最低1回は出場する必要があります。
バトルタワーの上位入賞者(2位から9位までの8名)
バトルタワーの上位入賞者(2位から9位までの8名)は、大陸大会への出場権を獲得します。なお、バトルタワーの優勝者は世界大会への出場権を獲得します。
バトルタワーは世界中で最大8回開催される予定です。プレイヤーはバトルタワーの開催地にかかわらず、トラベラーズカードに登録されている国が属する4大陸地域の大陸大会へ出場するものとします。
※バトルタワーの優勝者は世界大会への出場権を獲得しますが、後述する国別ランキングまたは世界ランキングでの出場条件を満たす場合には、大陸大会に出場することが出来ます。なお、バトルタワーの優勝者が大陸大会で世界大会への出場権を獲得した場合は、同大陸大会の次点のプレイヤーに世界大会への出場権が移ります。
大規模対面大会の優勝者
第3Wave終了までに開催される8ラウンド以上の対面大会(カップトーナメント)の優勝者は、大陸大会への出場権を獲得します。
また、7ラウンドの対面大会(カップトーナメント)で一度も負けることなく優勝した(つまり、7-0の成績を収めた)プレイヤーについても、大陸大会への出場権を獲得します。
ただし、この条件で大陸大会への出場権を獲得出来るプレイヤー数には上限があります。大陸別に上限が設定されており、出場枠を獲得出来る人数の上限は以下の通りです。
地域 | 最大出場枠 (人数) |
北米 | 15 |
中南米 | 10 |
欧州 | 10 |
アジア太平洋 | 10 |
国別リーダーボードでランク上位のプレイヤー
第3Wave終了時点の国別リーダーボードでランク上位のプレイヤーは、以下のルールに従って大陸大会への出場権を獲得します。その国のリーダーボード1位のプレイヤーのランク(Tier)によって、出場権を得られる人数が異なります。
国別リーダーボード 1位のプレイヤーのランク | 大陸大会への 出場権が獲得できる プレイヤーの順位 |
LEGEND | 1位から3位まで |
ELITE | 1位と2位 |
ACE | 1位 |
CHALLENGER以下 | 出場権の 付与なし |
この条件による出場権は次点繰り上げ(カスケード)されますが、チャレンジャー以上のプレイヤーのみカスケードの対象となります。
世界ランク上位のプレイヤー
第3Wave終了時点の世界ランクが上位のプレイヤー(前記の3つの条件を満たしていないプレイヤーに限る)は、「大陸別の世界ランク順」に出場権を獲得します。最大128名が出場権を獲得しますが、前記の3つの条件に該当するプレイヤーが優先されます。
前記の3つの条件のいずれかを満たしたプレイヤーが世界ランク上位である場合、そのプレイヤーの出場権は世界ランクで次点のプレイヤーにカスケードします。大陸別に、出場者が128名に達するまでカスケードの対象となります。
ワイルドカードの優勝者
リモートで開催される予定のワイルドカードの優勝者(1大陸につき1名)は、大陸大会への出場権を獲得します。
大陸大会への出場権を獲得していないプレイヤーのみ、ワイルドカードに出場することが出来ます。参加希望者が多数の場合は、抽選で出場者を決定します。
具体例
シルフアリーナの説明文がやや複雑なので、具体例を示したいと思います。
(例)APACの大陸大会への出場条件について
- 第3Waveまでにアジア太平洋地域(APAC)でバトルタワーが2回開催されたと仮定→出場枠16名(8名x2)
- 8ラウンド以上の対面大会(APAC域内開催)が5回開催されたと仮定→出場枠5名(1名x5)
- 国別リーダーボードについては、12ヶ国ですべての国のリーダーボード1位のプレイヤーが第3Wave終了時点でELITEランクと仮定→出場枠24名(2名✕12)
上記の3つの条件により、45名が大陸大会への出場権を獲得します。
次に、「APAC内での世界ランクの順位が高い順」に、大陸大会への出場権を獲得します。大陸大会の最大出場人数は128名であるため、APAC内の世界ランク83位(=128-45)までのプレイヤーが出場権を獲得します。※正確には、ワイルドカードの優勝者にも出場権が与えられるので、1枠減って82位までの可能性もあります。
バトルタワーや大規模対面大会で既に出場権を獲得しているプレイヤーが世界ランク順でも出場権を獲得出来る順位である場合は、当該プレイヤーの出場権は世界ランクで次点のプレイヤーにカスケードします(上記の例にあてはめると、バトルタワー等で大陸大会の出場権を持っていて、世界ランクでも出場権を獲得出来るプレイヤーが30名いる場合は、APAC内の世界ランク113位(=83+30)までのプレイヤーが出場権の付与対象となります)。
※「大陸別の世界ランキング」は今のシルフアリーナのシステムでは確認することは出来ないため、自身のAPAC内での順位を把握するにはリーダーボードを目視で確認する必要があります。区割りとしては一般的なアジア太平洋地域の国々という認識でよいですが、シーズン3からイスラエルがAPACに含まれています。
(参考)APACに所属する国:オーストラリア、ニュージーランド、韓国、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポール、インド、イスラエル、日本など
世界大会への進出条件
世界大会は2023年9月にリモート形式で開催されます。出場者数は32名です。
大陸大会の優勝者(4名)
大陸大会の優勝者4名は、世界大会への出場権を獲得します。
バトルタワーの優勝者(8名)
バトルタワーは最大8回開催される予定で、優勝者には世界大会への出場権が付与されます。
シーズン4の世界チャンピオン
シード枠として、シーズン4の世界チャンピオンが招待されます。ちなみに昨季の世界チャンピオンはインドのプレイヤーでした(シルフの殿堂に掲載されています)。
世界ランク1位のプレイヤー
いつの時点のランクか明記されていませんが、おそらく第3Wave終了時点での世界ランクを参照すると思われます。
各大陸大会における成績上位のプレイヤー(18名)
各大陸大会における成績上位のプレイヤーに、世界大会への出場権が付与されます。大陸別の割り当ては以下の通りです。
出場枠 | 大陸大会での順位 | |
北米 | 6名 | 2位~7位 |
中南米 | 5名 | 2位~6位 |
欧州 | 4名 | 2位~5位 |
アジア太平洋 | 3名 | 2位~4位 |
カスケードのルール
- 大陸大会の優勝者が出場を辞退、または既に出場権を得ている場合:当該大陸大会の成績次点者にカスケード(1名分増枠)
- バトルタワーの優勝者が出場を辞退、または既に出場権を得ている場合:当該バトルタワーの開催地が属する地域の、大陸大会の成績次点者にカスケード(1名分増枠)
- シーズン4の世界チャンピオンが出場を辞退、または既に出場権を得ている場合:北米の大陸大会の成績次点者にカスケード(1名分増枠)
- 世界ランク1位のプレイヤーが出場を辞退、または既に出場権を得ている場合:世界ランク2位のプレイヤーにカスケード
- バトルタワーの開催回数が減少した場合:減少した分の枠は北米、アジア太平洋、中南米、欧州の順にカスケード