【参加レポ】PJCS2023ポケモンセンター予選大会【ポケモンGO】

こんにちは、しろです。

先週末(2023年4月2日)にポケモンセンター・オーサカDXで開催された、PJCSポケモンセンター予選大会(ポケモンGO部門)に出場してきました。というわけで今回は、大会での対戦の手順や、事前にしておいた方がよい準備などについてレポートしたいと思います。

大会に向けた準備としては、普段からの練習や使用するパーティの検討、環境分析、対戦相手の研究などが重要ですが、この記事では実際に大会に出場して気付いたことや事前に準備しておいた方がよいことをメインに書いていますので、参考にしていただければ幸いです。

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PJCS2023ポケモンセンター予選大会とは?

ポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS)は年1回開催されるポケモン対戦の日本一を決定する公式大会です。ゲーム(SV)部門、カードゲーム部門、ポケモンGO部門でそれぞれ競技大会が開催されます。

この記事ではポケモンGO部門の予選大会である、「ポケモンセンター予選大会」についての情報をお届けしています。PJCS2023(ポケモンGO部門)の詳細については以下の記事にまとめてありますので、気になる方は参考にしてみてください。

大会の流れ

ポケモンセンター予選大会の流れは、受付時間内に受付で出場登録を行い、開始時間になったら対戦卓に移動して対戦するという比較的シンプルなものとなっています。ただし、キャンセル枠での出場についてはやや複雑な仕組みになっています。

出場登録とキャンセル枠について

出場登録について

出場を希望する店舗の事前抽選で当選している方は、受付時間内に大会への出場登録を行います。参加シート(ポケモンセンター公式サイトからダウンロード可能)の提出と当選番号(LINEアプリの当選画面)の提示を行います。選手証を兼ねた参加シートの様式を渡されますので、そちらに必要事項を記入して受付スタッフに提出すれば出場登録は完了です。あとは大会開始時間まで会場前で待機します。

キャンセル枠について

キャンセル待ちの方は、第1回目のトーナメント開始10分前までに必ず受付で整理券をもらってください。たとえば、第1回目のトーナメントの開始時間が午前10時30分の場合は、10時20分までに来場した方にのみ、整理券が配布されます。締め切りを過ぎるとその日はキャンセル待ち出来ませんのでご注意ください

キャンセル枠については優先順位があり、まず「その店舗で申し込んだものの、抽選で落選した方」が優先的にキャンセル枠の整理券を入手できます(LINEアプリで事前抽選の落選画面を提示します)。優先キャンセル枠の整理券配布後、一般のキャンセル枠の整理券が配布されます。

キャンセル枠については、各トーナメントの受付時間前に抽選が行われます。優先キャンセル枠で当選した方の抽選が終わると、一般キャンセル枠の抽選が行われます。抽選時に当選番号の発表があるので、当選した場合は申し出をすることで大会に出場することができます。キャンセル枠の抽選時(当選番号の呼び出し時)に会場にいない場合、その日はキャンセル枠での出場が出来なくなりますのでご注意ください。【2023/4/5追記】他会場にて、キャンセル枠の当選番号の呼び出し時に会場にいなかったものの、次のトーナメントで再びキャンセル枠の抽選を受けられたという情報があります。いずれにしろ、キャンセル枠で出場したい方は会場で待機することをおすすめします。

対戦の手順について

対戦相手が決まると、まずお相手と選手証を交換します。選手証には、ポケモンの名前とシャドウ、ライトに該当するか、CP、わざ構成が記載されています。ポケモンとわざ構成については6-3見せ合いの対戦において最重要の情報ですので、これらを制限時間の60秒以内に手元に控えます。

その後、対戦卓に割り振られている番号の奇数側の選手がQRコードを提示し、偶数側の選手がQRコードを読み取ります。奇数側の選手が対戦リクエストを受信したことを大会スタッフが確認した後、選出時間(90秒間)以内に対戦で使用する3匹のポケモンを決定します。

対戦する両者ともに3匹のポケモンを決定したことを大会スタッフが確認します。大会スタッフが両者の選出の控えを取った後、対戦開始の合図をして対戦が始まります。

対戦を終えたら、勝敗を大会スタッフが確認します。大会スタッフから次の対戦卓に移るよう指示がありますので、卓を移動します。

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おすすめの事前準備

対戦相手のパーティを把握する手段を準備しておく

6-3見せ合いの対戦形式においては、対戦相手のパーティを把握した上で戦術を練っていきます。今回の予選大会では相手のパーティを確認する時間と手段が限定的なので、主にそちらの対策をしておくことが重要となります。

相手パーティの情報を控える方法

それではどうやって対戦相手のパーティの情報を手元に控えるかですが、手段としては以下の3つが挙げられます。

  • 手書きでメモを取る
  • 対戦相手の選手証の写真を撮る
  • タグ付けの機能を利用する

写真を撮る方法は時間的には一番早いと思いますが、対戦相手に撮影の了解を得る手間が生じます。タグを付ける方法は、ポケモンGOのアプリ内ですべてが完結するので最もスマートだと思いますが、個人的にはアナログ特有の柔軟性がある「手書きでメモを取る」方法をおすすめします。

メモの使用については、ポケモンの選出時間内であれば可能」と会場に掲出されていましたので、大会の運営ルール上、メモの使用が可能であることを確認済みです。ただし、対戦が始まった後にメモを使用することはできませんので、ご注意ください。

手書きメモのメリット

手書きでメモを取ることのメリットとしては、以下の4点が挙げられます。

  1. 隙間時間をパーティ選出の検討に充てられる
  2. 勝ち進んでいった場合、対戦相手の選出傾向を振り返ることができる
  3. 同じ対戦相手と再び当たったときに、相手の1回目の選出を確認することができる
  4. タグ付けをしていないポケモンにも即対応できる

1.について:対戦相手のパーティの確認(60秒間)を終えると相手に選手証を返しますが、大会の進行上すぐに選出に入るわけではありません。大会スタッフの数にもよりますが、わたしが参加した会場では一人のスタッフが2つの対戦ペアを捌いていたので、2つのペア両方の準備が終わってから対戦リクエストの送受信を行い、選出タイム(90秒間)に入っていました。

対戦リクエストを送信した後、対戦相手にリクエストが表示されないことがそこそこの頻度であります。この場合は大会進行のマニュアル上、双方がアプリの再起動をすることになっているようで、それでも駄目な場合はリクエストを送信する側を入れ替える決まりのようです。アプリの再起動をするとその分選出に充てられる時間が増えることになりますが、タグ付けだとアプリの再起動中は相手のパーティを表示することはできません。手書きメモの場合はその隙間時間を選出の検討に充てられるので、わずかではありますが差が付くと思います。

2.について:16名が参加するダブルエリミネーション方式のトーナメントの場合、最少で4回、最大で7回の対戦を行います。大会の進行上、すべてのペアの対戦が終わった後に次の対戦に移るため、早めに対戦を終えた場合は待ち時間が生じます。手書きメモを利用する場合はその待ち時間を利用して、既に終えた試合の選出傾向を把握することができます。

3.について:ダブルエリミネーション方式のトーナメントの場合は、同じ対戦相手と再び当たる可能性があります。具体的には、自分が全勝で決勝に進むケースと、自分を負かした相手がルーザーズ側の山に降りてくるケースです。すべての対戦相手のパーティと選出を記憶しておくことは困難ですが、手書きメモがあると1回目の対戦時の選出を確認することができます。

4.について:事前にタグ付けをしていないポケモンが対戦相手のパーティにいた場合は、手書きメモの方が素早く対応することができます。わざ構成が特殊な場合も同様です。

筆者が実際に使用したメモを参考に掲載しておきます(字が汚いのと、紙がボロボロなのはご容赦ください)。リング付きのメモ帳を使えば、ボードがなくても短時間でメモを取ることが出来ます。自分はスマホケースにストラップを付けているので、両手がフリーになっている分メモ取りも早かったと思います。

自分の使用するパーティは事前にメモを準備をしておきます。最大で7回の対戦があるので、7枚準備しておけば不足することはありません。

その他の準備事項(イヤホン、おやすみモードなど)

ゲーム音が必要な方は、イヤホンを準備しておきましょう。わたしは音を聞きたい派なので、普段使用しているワイヤレスイヤホンを片耳に付けて対戦をしました。無線より有線の方が端末的には安定すると思いますが、そこはお好みでよいと思います。ただし、配信卓での対戦になった場合は、画面投影用機器のケーブルの接続を大会スタッフから依頼されることがあります。iPhoneではライトニングにケーブルを接続することになり、有線のイヤホンを刺すことが出来なくなるので注意が必要です。

そして、おやすみモードの設定は必須です。着信などの影響で対戦が中断した場合は負けとなるので、忘れないようにしてください。対戦の録画については、大会スタッフによるジャッジが行われないため不要だと思いますが、記録を残したい方は録画しておきましょう。

配信卓に入った方は緊張すると思いますが、対面大会では場慣れも必要なので、得られる経験値が2倍になると考えて頑張りましょう。

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筆者の成績とパーティ

今回の大会に参加しての感想ですが、真剣勝負のため神経のすり減り具合がやや高めではあるものの、対面大会ならではの緊張感があり、またフレンドさんや有名プレイヤーの方々にも会うことができたのでとても楽しかったです。

筆者の成績ですが、初戦黒星からルーザーズを勝ち進んで、5回戦で敗退となりました(3勝2敗、●○○○●)。自分と対戦してくださったプレイヤーの方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。対戦ありがとうございました。

大会で実際に使用したパーティがこちらになります(画像は受付時に渡される「選手証」です)。

ゲーム内のボックスはこんな感じです。選出ミスを防ぐため、自分が出場登録したポケモンにはタグ付けをしてあります。

こちらはトーナメント表です(※画質を粗くしてあります)。ダブルエリミネーション方式のトーナメントなので、上の山がウイナーズ(無敗のプレイヤー)、下の山がルーザーズ(1敗のプレイヤー)となります。

さいごに

この記事ではポケモンセンター・オーサカDXで開催された、PJCS2023ポケモンセンター予選大会の参加レポートをお届けしましたがいかがだったでしょうか。

本ブログは対面対戦のプラットフォームである「シルフリーグ」をテーマとして運営していることもあり、これを機に対面対戦が盛り上がっていけばよいなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

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